意識を向ける方向を変えるだけでも幸せになります
こんにちは。
先日、去年の今頃から半年ほどかけて、アロマセラピー自己探求コースを受講なさった生徒さんから連絡を頂きました。
子どもの頃から長い間、困難さを感じていたものが、受講することで、これまでの経験や学びが整理され、驚くほど速いスピードで解決に至り、自然の景色の美しさに氣がつき、今の穏やかな幸せが有り難くて感謝の気持で過ごしているとのことで、拝読していて私もとても嬉しく幸せな気持ちになりました。
受講中、早い段階から変化は起こっていたのですが、「私たちの外側に見るものは、私たちの内側にあるものが投映されている」「外側にあるものは内側にもある」という法則がありますが、まさにその通りで、内側がだんだんと整理されて統合が進みつつ、氣づきによって意識の向ける方向性が変わったことで、外側に見える世界も変化していきました。
その劇的変化に、ご本人が一番驚いていましたが、シェアしてくださることで、私も一緒にその美しい状況を知ることが出来ました。
私たちが目にしている状況は、同じ状況でも、その状況を観る人の状態によって、その状況自体のもつ意味や見え方は大きく違いがあります。
普段、「不足」「不満」「不安」などの、ネガティブな側面に意識を向ける傾向の場合には、やはり同じ状況にいても幸せを感じることは難しいでしょう。そこにある「満たされているもの」「美しいもの」には氣がつかず、「不足」や「不満」「不安」などに意識が向いているのですから、何をしても、どこに居ても満たされることは少ないのです。
また、自分の外側の状況や自分だけの思いに自己同一化してどっぷり嵌っているときにも、自分の幸せに氣がつきにくくなります。
目の前のものしか目に入らないのと、そこに関わっている人がどのような思いをしているかを慮ることが難しいので、誤解をしていることもある事にも氣がつきにくいのです。
そこから抜け出すには、物事を俯瞰して客観的にみること、そして、相手の立場に立ってみたり、自分とは違う価値観の人や客観的に観ることのできる人とコミュニケーションをとることも助けになるでしょう。
自分の価値観や思い込みや刷り込みを超えたところから物事を観ることは、氣づくためのヒントを得ることが出来ます。
また、家族などの近い関係になればなるほど、「いつもこうだから」とか、「あたりまえのこと」として、業務連絡のような表面的な連絡事項のやり取りしかしていなくて、本当に必要なコミュニケーションをとることもできていないこともあります。
相手がどのように感じているのか、考えているのかは、相手と話しをしてみて初めて分かります。相手も同じように、あなたがどのように感じて、どのように考えているのかは、話しをしてみないと、本当には分かっていないことも多いものです。
話している内容は、私たちは結果だけを伝えることが多く、どのようにしてそのような結果に至ったのかという、感情や思考については省きがち。
でも、この感情や思考の部分が、お互いに大切になります。
わたしたちは、自分の価値観を通して物事を観るようになっているので、偏見があるとそれが影響して、勝手に思い込んで、勝手に理解したつもりになっていたりします。
この場合も、偏見を手放して、俯瞰して全体を客観的に観ることが必要になります。
そして、あなたが、どのように物事を認識しているのかに氣がつきましょう。
そうすることで、見えていなかった幸せに氣がつきやすくなっていくことでしょう。