過去に囚われそうになったら思い出して!

こんにちは。

朝晩は肌寒く感じる日もあり、すっかり秋になりました。

夏のエネルギーから落ち着いた感じの気配に切り替わると、少し寂しい感じも感じます。

そして、秋の夜長には、フッと過去のことを思い出すことも・・・。

 

そんな時、過去の出来事を後悔して、とらわれてしまうこともあります。

過去にとらわれている時は、身体はここに在っても過去を生きていて「今ここ」を生きていることにはなりません。

そんなことは分かっていても、過去を思い出して「もっと何か違う在り方が出来たのではないか」などと思うこともあります。

12月のグレートコンジャンクションもあり、新しい時代の幕開け前の見直しの時期だと尚更のこと浄化のために振り返る機会も多くなります。

 

こんなタイミングで、先日、面白い記事を見かけました。

残念なお知らせ。タイムトラベルで過去を変えても未来は修正されない(オーストラリア物理学者)

 

過去に行っても歴史は大きく変わらない? バタフライ効果は存在しないことが量子タイムトラベルのシミュレーションで判明

 

要約すると、タイムトラベルで過去に干渉しても、過去から見た未来は変化せずに、実際にあった未来(現在)になるように修正されてしまうということらしいです。

過去を変えることで未来が変わるのはSF小説の中だけのお話しのようなのです。

ただし、状況は変わらなくても、私たちの意識の向け方やものの見方を変えることで、同じ出来事だとしても、その過去の捉え方を変えることはできます。

 

よく、「もし・・・」は、なかったことと同じで、そのように行動していないのだから「今」しかないと言われますが、物理学でも証明されているということですね。

 

そして、私たちが後悔するとき、それは、時間的な距離を置いた、「今ここ」から過去を客観的に観ることが出来たから、そして、過去に一度経験をしているからこそ、『もっと違う在り方が出来たかも』と思えることであって、その時にはそうすることしかできなかったのならば、それも含めて、ありのままを受け入れることの方が、前向きなエネルギーをもって「今ここ」に意識を向けやすくなります。

私たちは、今ここでしか直接的には働きかけが難しいのですから。

ですが、あなたの内側にある望む未来に向かって進んでいて、そのイメージをしっかり持てているのならば、そのようなエネルギーが未来からあなたに向かって流れてきています。

そのエネルギーは、あなた自身が引き寄せてきているもので、どこからか勝手にやってくるものではありません。

もし、過去にとらわれて、後悔し続けているのならば、その思いが未来からのエネルギーを引き寄せてくることになりますから、後悔し続ける現実がつづくことになってしまいます。

 

過去をどんなに後悔しても、もしタイムトラベルして干渉したとしても、今は変えられないのですから、今から未来を創っていく方が建設的なのです。

あなたの未来を創る源は、今のあなたの内側にありますよ。