あなたは「ありのまま」を見ることができていますか?

こんにちは。

先日、知り合いから水彩画教室の展覧会の案内を頂いたので、市立美術館で鑑賞してきました。

作品それぞれに個性があって、つい作者さんを想像してしまいます。

実際にプロとしてポスター作製やWebデザインなどのデザイン系のお仕事の経験がある方、ただただ描くのが好きで楽しくて描いていらっしゃる方など様々なのですが、その方がその題材を選んだ理由を想像したり、絵から感じたりして感性を磨く時間にもなりました。

 

絵を描くためには、題材をよく観察することが必要ですから観察力が養われ、また、全体の構図とバランスを見る事などの客観性も養われます。

そして、色も使うので、左右の脳のバランスと活性化も行われます。

趣味などでも絵を描く方は長生きをされる方が多いと言われるのは、このような恩恵と好きなことをしていることの相乗効果でストレスも軽減されているからではないかとも言われています。

上手い下手にとらわれずに、楽しく描けるとよいですね。

 

作品を鑑賞しながら、また別のことを感じていました。

立体的に見える作品は、光と影の使い方が美しく、光だけでも影だけでも成り立たないということ。

光があれば必ず影が出来て、2つで1セットなのです。

「良い」か「悪い」というものではなくて、セットであることが必然。

そして、そのバランスにも「良い」「悪い」はなく、全体的に暗いディープトーンの中に少しの光があれば、そこが強調されて引き立ちますし、全体的に光の多い明るいトーンであれば、影はより濃くなりポイントとなり、少しの面積でも全体を引き締めることになります。

要は、どのように活かすのかということが大事なのですね。

 

過去の経験から学んだことなどや、勝手な思い込みやイメージを基にした概念で周囲を認識していることもあり、そうすると、現実をありのまま観ることが難しく、真実を見ることが難しくなります。

そうなると、勘違いやすれ違いも起こりがち。

あなたがこれまで信じてきたものや、あなたの中にある概念を、もう一度見直してみるのも良いかもしれませんね。これからの新しい時代は特に、これまでの概念は書き換えられることが多くなるでしょう。

 

私たちが何か不自由さを感じるとき、自分の内側にある概念や思い込みで自分を縛っていることも多いものです。

 

そして、あなたが持っている質をどのように活かしているのか、どのように使っているのかを見てみることで氣づきが起こることも多いのです。

何か繰り返しのパターンがあるときには、その氣づきは、そのパターンから抜け出す鍵にもなりますよ。

あなたの中の概念や思い込みに氣がつき手放したとき、新しい世界が見えるようになります。

 

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