新しい時代への変化の加速と個人の変化について ②

こんにちは。

前回の続きを書いていきます!

前回は、新しい時代の変化が加速してきていることについて触れ、量子暗号通信やメンタリストDaiGoさんの件を例に話しを進めてきました。

 

グレートコンジャンクションは、木星と土星が重なり合う(ぴったり0度というわけではありません)で20年に1度発生します。(2020年12月22日が最接近日)

そして、その重なり合うエレメントが200年~240年ぶりに変わるというタイミング。

木星は、発展・拡大・成長、幸運の星。

土星は、秩序、ルール、枠組み、忍耐、権利、安定の星。

しかも今回は、冥王星も合となっているグレートトリプルコンジャンクションです。

冥王星は、破壊と再生、変容の星。

これだけで、今までのルール、枠組みが破壊され、新しい構築がなされるということが分かりますよね。

そして、合が発生するエレメント(4要素:火・地・風・水)が山羊座(地の星座)から、水瓶座(風の星座)への移行ですから、物質的な豊かさ、経済の発展、所有することから思考・知性、情報、コミュニケーション、移動・交通などへと変化します。

また、集合的無意識、博愛主義との関わりもあります。

風のエレメントは、物事を関わらせて繋ぎ動きを作りだすエネルギーがあります。

山羊座は、個人の成長の到達点であり、社会貢献(自分が社会とどのように関わるのか)の位置でしたが、水瓶座は、個人の枠を超えてより自分を開いて関わっていくことになります。それは、社会全体のためや全体性ということに意識が向きます。集合的無意識とは、個人でありながらも、集合的無意識ではすべてと繋がっていると言われる領域です。このため、より個性的で独自の価値観をもちつつ、程よい距離感を持っていながらも全体と繋がっているのです。

 

先のDaiGoさんも、自分が求めるものと周囲との距離を測り、より自由に自分を表現できるバランスを見つけた結果の移行ですね。

他の例では、これまでは、2年前からどの色を流行色とするかなどが、その年の流行色が決まり、服のデザインなども含め世界に拡散されるように、一部の関係者によって創りだされたものに多くの人が従う感じでした。

多くの流行と言われるものは、マスコミなどによって創られていきました。

そして、自分の価値観をもっていて、その波に乗らない人を「流行遅れ」や「変わりもの」などのように揶揄していましたが、最近は、多様性を認めて、自分が好きとか心地よいと感じるものを身にまとうことがしやすい環境に変化してきました。

画一的な価値観に縛られずに、それぞれが自分を認め、お互いに尊重し合うことがでる環境に変化してきているからですね。

 

では、集合的無意識という全体性に開かれた中で自分をどのように発揮していくのかということですが、12のサインは、それぞれ向き合って対になっているサインが存在しています。

その2つのサインは、お互いにバランスをとることが必要であったり、自分を成長させるものとなります。

 

これまでは山羊座の地の世界でしたが、山羊座の対になっている星座は蟹座です。

蟹座の守護星は月。

月は、私たちの0歳から7歳頃に対応しています。

インナーチャイルドとも関連し、過去の経験も含め特に子供のころの経験による記憶と関連しています。その頃の記憶を基に自分と思い込みます。

その経験は、潜在意識に押込められ、成長して大人になっても影響を与え、幼少期に満たされなかった思いや傷を押し込めている可能性があります。

そのような経験から学んだ思い込みや刷り込み、そして子供のころの両親や周囲との関係性や一般的な価値観により、本当のありのままの自分ではいられなかった可能性があります。

山羊座の地の時代では、そのような心の部分、目に見えない部分よりも、一般的な常識や価値観を重視して、我慢をしたり自分を諦めて誰かが創ったルールや秩序に従ったりすることが“普通”でした。

それが近年は、自分らしさに意識を向けることや、“自分らしく”という言葉を聞く機会が多くなっていました。新しい時代に向けて、インナーチャイルドを癒し、本来の自分に繋がっていくことが必要だったのでしょう。

そして最近ネットでは、「岩戸開き」や「太陽の時代」とよく言われています。

これは、水瓶座の対極にある獅子座の守護星の太陽との関連もあります。

 

長くなったので、次回に続けます。

次回は、水瓶座の時代の太陽と個性化についてのお話しです。