感情の切り替えが上手な人は ここに注意してみてくださいね
こんにちは。
12月の冬至に向けて日が暮れる時間が、どんどん早くなっていますね。
夏は、明るい時間が長くて、なんだか得をしたような気持ちになって、ゆっくりのんびりしがちですが、日が暮れる時間が早くなると、なんとなく時間が過ぎるのを早く感じて行動がスピードアップするのは、私だけでしょうか(^^
日時計のように、外の明るさで時間を感じるようで、朝も、夏は早く目が覚めるのに、冬は、起床時間も夏より遅れがちになります。
私たちは自然と、太陽のエネルギーの影響を受けて過ごしていますね。
秋から冬にかけて日照時間が短くなることで、季節性の鬱になったり、何となく気持ちが落ち込みやすくなったりもします。このように原因が分かっているときは、必要な対応をとることで改善します。
ですが、日常の出来事で落ち込んだり「自分はこのままでいいのかな」というような漠然とした不安や落ち込み、ストレスを感じるような場合は、経験していることは「きっかけ」となっただけで、本質的な原因は別のところにあります。
普段、落ち込んだときや気持が重くなったとき、気持を切り替えてポジティブに前向きにと言われますが、ここに落とし穴があります。
落ち込んだ状態や気持が重くなっている状態でいるよりも、軽やかにいる状態の方がバランスは良い状態ではあるのですが、バランスをとる事だけに意識を向けていると見落としてしまっているものがあるかもしれません。
以前、私たちの感情は、自分自身に対するサインだとお話ししましたが、その感情を起こしたきっかけよりも大事なことは、その感情の反応になった素になっている者は何なのかということです。
それは、私たちの氣づきにつながるもので、私たちを成長に導きます。
このように、その感情に隠された本質を見ることが出来れば、成長し変化・変容につながるのですが、そこを見ないまま、気分転換したり、バランスをとってフラットな状態にもどしているならば、そのパターンを繰り返し同じ状態が続く可能性が高くなります。
もしくは、成長や変化・変容の先延ばしになってしまいます。
バランスをとることが上手な方は特に、感じている感情に隠されている本質の部分を見る事を意識して見ましょう。バランスをとることが上手な方ほど、スランプに陥ったように同じ状態が長引くことにもなりかねません。
もし、長引いたとしても、その間に色々と模索や探究していく中で、新たな氣づきや学びを得ることもできるのですが、同時に困難な状態から速やかに抜け出せる可能性も持っているのです。
しなくていい苦労はしなくても良いのでね。
バランスをとることも大事なのですが、バランスをとり過ぎるのは違うかなということですね。
バランスをとるにしても、その感情の根底にあるもの、本質を見極めてから、フラットな状態である平常心に戻しましょう。