冬至のゆずとかぼちゃは開運アイテムです
こんにちは。
明日、21日は、冬至ですね。
1年で最も昼が短く、夜が長い日。ということは、陰のエネルギーが最大で、次第に陽のエネルギーが増えていくときで、これから1年間の陽のエネルギーの起点となる日です。気候的には、これから冬の寒さが厳しくなっていく時期ですが、エネルギーは、春に向かっています。
冬至には、ゆず湯に浸かって、かぼちゃを食べる習わしが日本にはありますね。
ゆず湯に入るようになったのは、江戸時代からのようですよ。
また、太陽のエネルギーが復活し始める起点でもあり、春を迎えるにあたり、運を呼び込む前に厄払いと禊(みそぎ)のためという説や、香りも強く、邪気を払うという説、そのほか、ゆずは実が成るまでに長い年月が必要なので、「長年の苦労が実りますように」との願いも込められているとか。
ゆずの良い香り成分には、抗菌、発汗、加温、血行促進、食欲増進、収斂、健胃、鎮痛などに有用で、気温の低いこの時期に、血液の循環を促して、身体を温めることで身体の調子を整えるのに有用です。お風呂に浸かることで、お湯の熱もありますから、身体も緩みやすくなり、肩こりや腰痛などの痛みの緩和にも良いかもしれません。
ゆずの黄色く大きく丸い実は太陽を思わせますし、江戸時代から、生きた智恵として
アロマセラピーが行われていたのですね。
果汁にはビタミンCも豊富に含まれていますから、風邪予防にも良いですね。
かぼちゃも同じく、江戸時代から冬至に食されるようになったようです。
運のリセットの時期に、開運のために「ん」のつくものを食べるとよというゲン担ぎという説があります。
また、現代のように、様々な野菜が年中出回る環境ではなかったために、夏から秋に採れるかぼちゃは保存がきくので、ビタミンなど栄養が豊富な野菜として、健康のためにかぼちゃを冬至に食べるとうになったとも言われています。
前回、思い込みや常識は可能性を制限する?というお話しをしていましたが、このような習慣にとらわれて、出来なかったから運も良くないと思う必要はありませんよ。
江戸時代という環境では、そうすることが助けになったりしていたでしょうが、現代では、かぼちゃやゆず以外にも栄養を摂ることが出来ますから、落ち込まなくても大丈夫です。
ゆず湯にはいれなくても、みかんでも代用はできます。
慣習を行うことで意識づけができたり、楽しく時間を過ごすことが出来るのならば取り入れることで普段と違う感覚を感じることが出来るかもしれません。
慣習もただ単に続いているだけでなく、意味があって続けられていることも多いので、
その理由を知って取り入れることで、ただ実践するだけよりもさらに違いを感じることや、より良いものにすることができますよ。
話しは変わりますが、21日冬至の翌日22日はグレートコンジャンクション。
21日と22日の夕方が木星と土星が最接近するのが肉眼でも見えます。
(実際には17日ごろから見えています。)
21日は少し斜めに、22日は横に並んで見ることが出来るようです。
(参照:つるちゃんのプラネタリウム 、 AstroArts)
鹿児島では夕方日が暮れてから南西方向に明るく見える星が木星で、土星は光が弱いので薄らと見えます。カメラでは木星と土星がみえましたが、肉眼だと、もしかしたら1つの星に見えるかもしれません。
20日18:30頃の鹿児島から南西の空
大きな切り替えのタイミングを、五感を使って体感することができるのも、今この時代に生まれていたからこそ経験出来る事ですね。
そんな貴重な経験が出来るタイミングにあなたは生きています。
内側に意識を向ける機会にもなるので、年が変わる前の1つの区切りを楽しく体感しながら、リラックスしてお過ごしくださいね。