あなたの器を広げるために起こること

こんにちは。

節分前後で体調を崩した方が多いようでしたが、健やかにお過ごしでしょうか。

今年の節分は、地から風の時代に切り替わって初めての節分で、新しい空気に慣れるための調整が必要だったので、影響を受けた人も多かったみたいですね。

 

私は、今年に入ってすぐに、普段ならあり得ないような自分でも説明の仕様がないことで、1万円程出費することになりました。そんなキツネにつままれたような出来事が起こった理由として何となく感じていたのが、大きなエネルギーの切り替わり、厄払いのような感じでお金という形でエネルギーを手放したんだろうなということ。

また、現実的には、「行動する時にもっと意識的になって着実に行動する」という、注意喚起。

 

今は、少なくなりましたが、家を建てるときに上棟式を行い、紅白餅やお金を蒔く行事が盛んに行われていました。 これも、一種の厄払い。

家を建てるというおめでたいことでプラスのエネルギーを、先にお餅やお金を撒いてマイナスにしてプラスの反動の大きな災いを避けるためにとも言われていますね。

違う見方では、おめでたいことのお裾分けとも言えます。

昔からの智恵って凄いですね。(←語彙力のなさ(~_~;))

このようにして、エネルギーの調整をしていたのですね。

 

さて、人の器についてのお話しをしますと書いておきながら、間が空いてしまいました。

「あの人は器が大きいよね」などと言いますが、寛大な人と解釈できますね。

細かいことにこだわらず、広い心を持った人で度量があり、思いやりがあり、むやみに人を責めない人のことです。

器の大きな人は、むやみに人を責めても何の解決にもならないことも経験から知っているのですね。そして、思いやりがあるので、人を責めることもしないのです。

器の大きな人は、とても困難な状況を経験している人が多いものです。

その時の経験をすることで、自分の器を大きくしてきているのです。

そして、器を大きくした分、必要なものをそれまで以上に受けとることができ、心が豊かな人です。

 

私たちが器を広げる前には、何らかの困難を経験することが多いのです。

「お試し・テスト」と言われているものですが、この「お試し・テスト」は、2種類あって、1つは、これまで経験したことが本当に自分のものになっているか、クリアできたか確認のための「お試し・テスト」で、もう1つは、新しいステージに進むためのチャレンジのような「お試し・テスト」です。

 

私たちが、自分らしく生きられていないと感じる時は、本来の自分には必要のない条件付け(価値観)で生きているので、それを外すための経験をします。

それが、日常生活での困難となっていることが多いのですが、では、自分らしく生きられるようになったら、その困難は無くなるのかと言えば、そうではありません。

むしろ、自分の魂を成長させるために、さらなるチャレンジがやってくるようになります。

自分らしくなったと感じたときがスタート地点に立ったとも言えます。

それまでは、準備期間。

その準備期間の間に培ったものが智恵となり、あなたの真の役目を果たすことになっていきます。

 

困難を経験しているとき、ついついネガティブな方向に意識を向けがちですが、何等かの困難がやってきたということは、次に進む準備が整った地点にたどり着いたということです。

その困難の先に、新しいステージが広がっています。

その自分の真の目的を果たすための「お試し・テスト」中は、深い部分では充実感や希望も感じて、内側からエネルギーが湧いてきています。

 

器の大きな寛大な人は、これまでにいくつもの「お試し・テスト」を経験して、成長し続けてきた人で、その大変さも知っている人です。

あなたが何か困難を感じているとき、あなたはあなたの器を大きくしているのです。

器が広がることでより豊かな人生になっていくのです。

 

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