気持が落ちたときの過ごし方のヒント
こんにちは。
大型連休も終わり、通常モードがスタートしましたが、健やかに切り替えができていますでしょうか。
連休とは関係なくお仕事だった方は、落ち着いた日常になってホッとしているかもしれませんね。
新年度のスタートから1ヶ月経っての大型連休。
緊張や疲れがピークに達したところでの連休と、世間のニュースで気持も沈みがちで、身体も気持ちもスッキリしない方もいらっしゃるかもしれませんね。
以前、情報の選択について少しお話しをしましたが、さらに、世の中に溢れている様々な情報の中に、自然と私たちの潜在意識に自然と刷り込まれて、それは、集合無意識となり、憧れのストーリーとなっているものもあります。
聴覚器官である耳は、中医学では腎とかかわりがあり、生命エネルギーとも関連しています。
大きな音を聞き続けると腎に影響があり、疲労状態になると生命エネルギーも低下すると言われています。免疫力も低下傾向になりますよね。
イヤホンを使って音楽を聞くことが多い方は音量を意識してみるとよいですよ。
また、夜は特にネガティブになりやすくなっています。
精神を安定させる働きの幸せホルモンと言われている神経伝達物質のセロトニンは、光によって分泌量が変わり、朝、太陽の光を浴びると沢山分泌され、夕方になって光が少なくなると分泌量が減って、次第にメラトニンが分泌されるようになり、夜の睡眠に備えるようになります。
セロトニンが沢山分泌されている日中は、心や精神が安定しているのですが、光が少なくセロトニンの分泌が少なくなるに従い、不安になりやすくなったりネガティブになりやすくなるのです。日中は白色LEDの光でも、夜は、LED照明の光を暖色系に変えるなども生体リズムの助けになるでしょう。
このような身体の仕組みですから、夕方から夜は、難しい判断を下すことや、考えことをすることは避けた方が良く、大きな決断は午前中にするとよいと言われています。
夜の通販は特に要注意ですよ。
夜は判断力が鈍っていますから無駄使いしやすい状態になっています。
また、脳は睡眠中に一日で得た情報を整理して記憶に変えます。
受験勉強も徹夜するより、しっかり寝た方が良いといわれるのもこれが理由です。
夜、寝る前に得た情報や、悩み事、考え事は、記憶として潜在意識に残る可能性もあります。
夜に怖い映画をみて夢でうなされたりするのも、夢は潜在意識と繋がっているので、その恐怖心と映像が記憶に残っていることでみる夢です。
なので、就寝前のネットニュースや情報収集は避けて、夜は、楽しく、笑ったり、リラックスして過ごす工夫をしてみましょう。
そして、気持が落ちた状態が続いて、切り替えが難しく感じる時、朝起きた時に、朝陽を浴びて深呼吸してみましょう。
太陽の光は、体内時計をリセットして、精神を安定させるセロトニンの分泌を盛んにしれくれます。
そして、遺伝子の働きを調整して、免疫力にも関わるビタミンDの体内での生成にも関わっています。ただ、ビタミンDが作られるからといって、日焼けするほど長時間にわたって日光を浴びるのは違いますから、調整してくださいね。(参考サイト)
そして、ウォーキングが出来れば最高です。
精神的に落ちたときや、気持が落ちたときは、その理由やきかっけを確認してみましょう。
5月病などは、それまで頑張っていたから気持が落ちたのですから、無理をせずにゆっくり過ごしたり、寝るなど休みをとることも必要です。
必要のない情報を得たことで気持が落ちた場合は、気持を早めに切り替えましょう。
その切り替え方は、入手する情報を選択し、夜は色々と考えないこと、朝に日の光を適度な時間浴びて、深呼吸をすることや、可能であれば、ウォーキングや軽い運動が出来ればベストです。
でも、頑張り過ぎずにです。
心と体と精神はすべて繋がっているので、頑張り過ぎずに、バランスのとれた栄養と、適度な運動を心がけましょう。