「自分らしさ」はあなたの行動の中に既にあります
こんにちは。
テルミです。
先月、ハートパークで曼荼羅アートセラピーのワークショップが開催されたのですが、参加者の方の様子や作品を拝見していると、個性豊かでとても楽しい時間となりました。
静かに流れる時間のなかに暖かい雰囲気があって、作成している最中、子供の様に無心になって集中しているご様子は、とても微笑ましい感じがしていました。
私たちの個性は、私たちが日々行動している中に現れています。
それを、私たち自身は当たり前のように無意識にしているので、自分では気が付いていないことも多いのですが、周囲の人たちから見るとはっきりと見えていたりします。
自分の個性や質を知りたいときは、自分が何かをする時にどのようにしているのかということを見てみると良いですよ。
例えば、ものを置くときに、台やテーブルにしっかり着く前に、ポィッと手を放して軽く投げるような感じで置いたりするなど、ものをあまり丁寧に取り扱うことをしない傾向がある場合、人間関係、特に結婚相手となる方やお付き合いする相手なども、そのご本人をあまり大切にしてくださる方ではない傾向が多くなります。
これは、周囲の人、関わる人に投影されていて、ものを大切にしていないということは、自分のこともあまり大切にしていないということがあります。
その方ご自身を自分で大切にすることがあまりできていない場合、周囲の人や関わる人も、自分をあまり大切にしてくれないということが起こっています。
違う言い方をすれば、ナルシストということではなくて、適切に自分を大切にしている人からすると、相手が自分のこともあまり大切に接してくれてはいないことが分かってしまうので、離れていってしまい、似たような傾向のある人が残る、集まってくる感じです。
このような場合は、先ずは、自分のことを大切にしたり、ものを取り扱うときに丁寧に取り扱うなど意識することで、関係性も次第に変化するようになっていきます。
また、持っている質には「善し悪し」はないので、他の人と比べて「善し悪し」の判断をしないことも大事ですね。
曼荼羅アートを描く際にわかりやすい例では、とても細かく繊細に模様を描く人と、大きく大胆に描く人では持っている質が違いますが、それぞれの特徴を生かすことでとても強力なパートナーとなります。
大きく大胆に描く人は、大枠を決めたり、大体の方向性を決めたりすることなどが得意ですが、細かく計画を立てたりすることは得意とは感じていないかもしれません。
一方、細かく繊細に描く人は、1つ1つ細かく現実的に計画を進めていくことが得意で、大枠と方向性を決めてくれたあと、それを実現していくために持っている細やかさを生かしていくことが出来ます。
このように、あなたご自身がどのような質を持っているのかを知るには、あなたが普段どのように行動しているのか、少しご自身を観察してみてくださいね。
周囲の人との違いが見えたときには、比較して判断するのではなく、ただ単にその違いが自分らしさを作っている1つの要素などだと気付くことができるチャンスなのです。
気が付くと、その質を磨きやすくなっていきます。
いつも読んで頂きありがとうございます。