今後約1年半の全体のテーマの1つ

こんにちは。
深層心理コンサルタントのテルミです。
前回で、星関連のお話しは一区切りと思ったのですが、終れませんでした(笑)

 

7月18 日に占星術でドラゴンヘッドとドラゴンテイルからなるノード軸の存在する星座が入れ替わりました。
月の軌道と太陽の軌道の交差する2点を基準としていて、月が昇っていく交点を昇交点=ドラゴンヘッド、月が沈んでいく交点を降交点=ドラゴンテイルとしています。
過去に、度々触れてきましたが、簡単に言うと一般的にはドラゴンヘッド:未来、 ドラゴンテイル:過去を表すと捉えられています。
そして、2つの交点であるドラゴンヘッドとドラゴンテイルを結ぶ軸がノード軸と言われます。

 

この太陽と月の軌道が変化してそれぞれの交点が移動することで、ノード軸も変化します。
その移動した日が7月18日です。
ノード軸は約18年半をかけて12星座を一周するとされています。
ですから、1つの星座を約1年半かけて移動していく計算になります。

 

太陽は、本来の私たちが持つ魂の声、月は私たちの心を表すといわれて、ノード軸を示す星座からは、今まで積み上げてきた自分の心と体を活かして、未来を切り開く魂の声に従うヒントを見つけることが出来るのです。

 

今回のようにノード軸の星座が切り替わるタイミングは、過ごし方によっては人生の転機となる可能性が充分にあるとも言われます。

 

2022年1月19日からこれまでは、ドラゴンヘッド:牡牛座とドラゴンテイル:蠍座
牡牛座は物質的側面や肉体を、蠍座は、心の奥深くにあるものと関連します。
去年からの約1年半は、日々の生活の中で魂の声や心の奥深くにある声に従い行動を起こすことが未来を切り開くというテーマがありました。
個人に意識を向ける傾向が強い期間でした。
自分らしく生きることについて向き合ってきて、試行錯誤しながら行動してきた方も多いことでしょう。

 

それが、7月18日の午前4時頃に、ドラゴンヘッド:牡羊座とドラゴンテイル:天秤座
と移動しました。2025年1月12日まで続きます。
牡羊座は、情熱や直感の質を持ち、天秤座はバランスや調和という質を持ちます。
これからは、自分の直感を信頼して情熱を持って行動して、そこで得られた人間関係からバランスや調和を持って新たな発展につなげることがテーマとなるのでしょう。

直感に従って行動を始めるのは1人かもしれませんが、次第に価値観の合う人や似ている人など、同じような意識を持つ人や方向性が同じ人などを巻き込んだりしながら、協力して発展させていく流れが多くみられるようになったり、そのような必要性が出てくるのでしょう。
1人ではできないことが、協力することでより良いものや、より規模の大きなことが出来るようになり、また、達成したときにはその喜びを分かち合うこともできます。

 

その流れを作りだすには、先ずは自分の内側から湧き起こる感覚や直感に従って行動することが必要になりますね。
イメージしていただけでは現実を変えるには途方もない時間がかかるので、実際に行動に移すことで現実を創りだすスピードを加速させます。
自分の内側の声に従って、先ずは小さな一歩から行動を起こすことで、やがて大きな流れに繋がっていきます。

 

直感は、何かに集中しているときに「ふっ」と内側から沸き起こってきたり、リラックスしているときにやってきたりします。ですから、「直感を受け取ろう!」と思っている間は受け取れませんので、普段から、自然体で自分の内側に意識を向けて氣がついていることが必要です。

 

脳科学者の中野信子氏が直観力について話しをなさった記事があります。VOGUE JAPAN

直感力について、自分だけ正しい答えを得ても意味がないのではないでしょうか。それよりも周りに「こうでしょ」と説得する力のほうが重要です。
人の閃きに個人差は大してありません。思いつきの多くは他の人も思いついていることだったりします。

むしろ、思いついたことをプロジェクトにして進めていくことこそ重要ですし、その段階では、自分が動き、人を動かすことが必要です。ところがそれを実行していくトレーニングを私たちはあまり受けてはいません。閃きがあっても「みんなに言ったらおかしいかな」「誰かに笑われちゃうかな」という思いが先立ち、自分で潰してしまうこともしばしばです。(他人の目を気にする結果、自分の才能を自分で潰すことになっています。)

直感力が優れていると言われる人は、直ぐに口にだして動きまわって、働きかけて、実現させていく人。周りの誰も思いついていなかったわけではなく、誰かしらは「それ、私もそう思ったよ」と思っているはずです。でも、思っているだけではだめなのです。
閃きは誰にでもある。それを形にする力があるかどうか。それが最終的に「直観力がある」ということなのです。

 

直感力を養うために大切なこと

① 正解を選ぶ力ではなく、直感で選んだ答えに取り組み続けて正解にする力をつける
② 直感に従った結果をブレずにやり通す力は、理論的な力の裏打ちから生まれる。
③ 直感力に必要な「自分を客観的に観る力」は、マインドフルネス瞑想で鍛えられる。

 

と述べています。

 

マインドフルネス瞑想は、無になることを求めているのではなくて、mindful:注意や氣をフルに働かせている状態ということで、自分の内側に何があるのか、何が起こっているのかに氣づきましょうと言う瞑想です。

ですから、瞑想中に色々と考えことをしていることをジャッジしたりするのではなくて、「あ~、私の頭、色々考えているな~」という事に氣がつくことです。ただ、自分が何を思っているのか、どのような状態なのか、それがどんな思いや状態であったとしても、ただ、その状態をあるがまま受け入れて氣がついているということです。

 

直感力を養うその他の方法は、どんな直感でもよいので、日常で受け取った直感は、直ぐに行動にしてみることです。

例えば「○○に行ってみたい」と直感を受け取ったら実際に行ってみる。
「こうしてみよう!」と思ったらそうやってみる。
(※他人に迷惑をかけたり、被害を与えないという社会的なルールの範囲内でしましょう)

実際に行動して経験することで分かることがあります。
行った先で誰かに出会ってそこから発展する何かに繋がったり、思ったようにうまくいかなかったけれど、成功に近づくヒントを掴んだりと、実際に行動することでしか分からない「何か」を得ることができます。試行錯誤しながら掴んでいくのです。

 

「理論」より「直感」を優先した方が後悔は少ないのです。中野氏も述べています。
なぜなら、直感はより本能的な部分に近い機能で、私たち人間が生き抜くための生存本能としてずっと使い続けてきた判断機構で、それによって実際生き延びる確率が上がった実績がある機構だからです。

直感は、何かを選択する際には「違和感」として認識されることが多いかもしれません。
理由は分からないけど「何か違う」「多分違う」とか、何か引っかかる感じがある時は直感が働いているはずです。

 

ということで、長くなってしまいましたが、これから約1年半は、自分の直感に従い行動して、出会った人間関係のなかで調和とバランスをとりながら発展させていきましょう。

 

いつもお読み頂きありがとうございます。

あなたが、健やかで幸せで恐れから自由でありますように。