自分で自分を満たすことは自己理解に繋がる
こんにちは。こんばんは。
深層心理コンサルタント・カウンセラーのテルミです。
今、ちょっと実験中で色々とお試しをしているのですが、面白いことを体験中です。
「実験→検証」を繰り返しているのですが、目に見える変化が起こると知識だけでなく地に足がついて内側の状態を確認できますね。
さて、8日の金曜日は、晴れて空気もスッキリしていたので、鹿児島水族館のイルカ水路にお出かけしてきました。
この時は、お父さんイルカのラスターの出番でした。
太陽の光がジャンプのしぶきにキラキラと反射してきれいな虹が何度も出現。
と、同時に、すぐ目の前で行われるスピンやテールスラップを観ながら自然に近い環境とはいえ、人間のエゴによって捕獲されて連れてこられた水族館のイルカたちは、人間に置き換えてみれば、奴隷に近い存在なのでは?という思いも。
鴨川シーワールドのシャチと飼育員さんとの関係性を観ていると、お互いに信頼と愛を持って尊重しながら関わり、楽しく遊び感覚でショーの練習をしているのはわかるのですが・・・。
生き物たちの研究と環境保全に活かすためなどという目的はあるものの、私個人の感覚としては、色々と考えて完全には楽しめないことが分かって、自分の内側を満たすのに必要な要素は何なのかを確認しました(^_^;)
そのあとは、水族館横のウォーターフロントパークへ。
これは、水族館が建っている周辺の新波止砲台跡の石組。
島津斉興公から斉彬公の時代にかけての1854年に石造りの波止場を改造したもので、薩英戦争では砲台として実際に使われました。
この写真の向かって左側には「明治天皇行幸所船形台場」の碑があります。
1872年(明治5年)に、明治天皇がこの場所から鹿児島に上陸して島津久光公に会われ、仙巌園の工場群を見学されています。
鹿児島で採取される「たんたど石(溶結凝灰岩)」を使って組まれているのですが、現代のように重機がない時代にしかも海の中によく作りましたよね。
携わった方々の智恵と技術が優れていたのでしょうね。
雲一つない晴れの日で、日光が海の中にも挿し込み、海中の石組もしっかり見えました。
その水中の石組の上を、日光を反射しながらキラキラと光る小魚の群れが沢山泳いでいて、時代の流れと命の繋がりを感じながら歩きました。
学校の歴史の授業の丸暗記は苦手で好きではなかったのですが(あまり重要な意味をみいだせなかったから(^^ゞ)、一つ一つ出来事を細かくみていったときの人の心の動きには興味があります。(それも推測でしかないのですがね。)
ベンチに座って、波の音と時々聞こえる桜島フェリーのエンジン音を聞きながら静かな時間を暫く過ごしました。
水族館の横は、休日でも割と訪れる人が少なくて、ゆっくり静かに過ごせる場所です。
桜島フェリー乗船の方々からは丸見えですが(笑)
静かに座っていると、「自分」と認識している内側の境界線がだんだんと薄くなり、空や海と一体化した感覚になります。
しばらくすると、暖かい何かに包まれているような感覚を感じて、潮風による浄化と自然からのエネルギーで充電完了。
桜島に上陸した方が、大地のエネルギーは充電しやすいのですが、今回はフェリーには乗らずにお見送りだけ(^^
こちらは帰りがけに撮影した桜島と高速船トッピー
わたしは、自然から完全に切り離された環境では生き辛くなるのです。
本来の自分を思いだすとき、自然の力を借りた方が早く思い出すことが出来ます。
自然体でいることに共鳴しやすいからですよね。
他の星への移住計画が視野にある方は、地球の自然環境は無い人工の環境だけでもOKなのだと思います。
これも、人に寄りますよね。
だからこそ、自分自身を満たすものは何なのか、どのような要素なのかを知ることは大切ですね。
時間に追われる生活をなさっている場合は、特にあなたの内側に意識を向ける時間をとることが必要になります。
感受性の豊かさ繊細さに差はあれ、感じることはできます。
意識的に内側に意識を向けて、「今どんな感じがするか」と確認をすることです。
「何も感じない」のではなく、感じている感覚に氣がつけていないことが多いのです。
例えば、ご飯を頂きながらTVや動画を見ていたり、おしゃべりしながら食べている機会が多いならば、噛んでいる歯の感覚、口の内側に当たる感覚、味の変化などに意識を向けることで、内側に意識を向ける練習になります。
感じる感覚は、あなたの氣づきをサポートしてくれます。
違和感があれば、「何か違うよ」というサインですし、普段と違う感じがするならば、その違いをみることで氣づきがあるでしょう。
普段、我慢することが多かったり、嫌だと思うことをする時間が長い方は、特に自分の感覚に蓋をしていたり鈍くなっていることが多い傾向があります。
これは、「いけないこと」「悪いこと」という事ではなく、今の環境に身を置くためにとった自分を守るための本能的な反応です。
感じないようにする必要があったということです。
あなたが、氣づきを起こして本来の自分を思い出そうとするならば、まずはあなたの内側に意識を向けて、「今、私は何をどのように感じている?」ということを、都度、あなた自身に問いかけてみてくださいね。
あなたの内側を満たしていくプロセスを通して、あなた自身を知ることができますよ。
あなたの大切な時間を使ってお読み頂きありがとうございます。
あなたが、健やかで幸せで、恐れから自由でありますように。