「愛」と「不安」どちらの思いから行動してる?
こんにちは。こんばんは。
深層心理コンサルタント・カウンセラーのテルミです。
10日は、新月です。
新月は意図設定のタイミングなのですが、その際の設定基準、もしくは選択基準についてのお話しです。
前回お知らせした、自然のしくみについては、新月の後にUPします。
あなたのその行動は、「愛」の基にあるのか、「不安」からなのでしょうか?
行動の基になる潜在意識が、結果に影響を与えます。
「何をするか」よりも「することをどのようにするのか」ということを、オーラソーマカラーケアシステムでは重要だと何度も耳にします。
それは、私たちの行動や、感情の奥にある本質は表に見えていませんが、意識していることよりも潜在意識にあるもの・本質が強く影響を与えるからなのです。
私たちは思考を使って、コントロールをしようとします。
「足りない」のならばどうすれば良いのかと思考を働かせて、色々と思案して対応しようとします。
思考を手放すとは、何も考えなくて良いということではなくて、思考でコントロールできないことをコントロールしようとすることや、「焦り」から外側に答えを求めていったり、不安になることを考えたりすることを手放すという事です。
思考よりも重要なのは、その行動の基になるエネルギー・在り方なのです。
「愛」は、「喜び」をもたらし、「不安」は「不足」に繋がります。
例えば、収入を増やしたいと思った時に、「足りないから」「このままだと先行き不安だから」という思いからの行動は、そう思ったときの現状を維持することになります。
行動の基にある潜在意識が現実化した状態です。
「足りないから増やしたい」という状況が現実化しているので、現状維持になりますね。
そして、不安や不足が循環するので、同じサイクルを続けることになりかねません。
「愛」からの選択は、「愛」を広げて循環させることに繋がります。
そこには、受け取った方、関わった方にも「喜び」をもたらすことになります。
そして、分かち合うことに流れができていきます。
「不安」や「不足」は、相手から奪うエネルギーとなります。
そうすると、奪われると察知した相手は防御の姿勢をとることになります。
「愛」は、相手に差し出そうとしなくても、あなたが「楽しい」「嬉しい」「満足」といった感じを感じて行動をしているならば、相手は自然とその「楽しい」「嬉しい」「満足」「愛」を受け取っています。
相手に差し出そうとするときや、あなたが何か行動しようとするとき、その根底にある思いは何かを確認してみましょう。
「愛」なのか「不安」「不足」なのか。
「愛」からの行動は、暖かさと喜びが広がり循環し始めます。
そして、受け取っていただけたことへの感謝が残ります。
「恋」と「愛」の違いを三輪明宏さんは、『「恋」は、「~して欲しい」と求めることが多くエゴ、それは“自分本位”な行動であって、相手を自分のものにしたい、自分が好きだからあの人を誰にも渡したくないなどと、自分の“欲望の塊”を押し付けるのが恋なんですよ。
「愛」は、相手本位になるんですよ。待ち合わせに相手が遅れれば“私が無理をさせたんじゃないかしら、だったら来なくてもいいのに。電車とホームの間に足でも挟まれているんじゃないかしら”と相手の体のことばかり心配する。
相手が幸せで健康でいてくれればもう自分は何もいらない、それだけで十分。もしその人が別の人を好きになったとしても、哀しいし悔しくても、相手が幸せそうにしてたら、“お元気でね、その人を大事にしてあげてちょうだい。でももし戻ってくることがあったら、あなたの椅子はいつでも空いてますよ”と送り出してあげる、それが“愛”』とおっしゃっていました。
愛し合う関係性って、奇跡ですね。
「恋」の段階は、不足感を感じていたり、不安を感じていたりする状態に似ているでしょう。
不足感からの行動は、「自分を満たして欲しい」というエネルギーになります。
「愛」は自由なのです。信頼関係から成り立っているとも言えるかもしれません。
「愛」には、強さもありますね。
これをお金に置き換えると、例えば「収入を増やしたい」と思っている場合は、そのために「他の仕事を探す」という選択をするならば、あなたがやって楽しいと思える仕事を新しく始めるとか、好きと感じる仕事をすることが重要ということですね。
この仕事をして、「多くの人を幸せにしたい」「人が喜ぶ姿をみるのが幸せ」と感じることを仕事にする。
もしくは、今の仕事を愛することです。
その選択・行動の根底にあるものが、「愛」「満足」なのかを確認してみましょう。
動機に不足感があったとしても、行動の選択・決定をする際に「愛」や「満足」を感じるものを判断する基準にすると流れが変わりだします。
あなたが「愛」からとった行動には、「お金」などの結果は後からついてくることになります。
なぜなら、宇宙や真の自己との信頼関係から成り立っているのであれば、「あなたが生きていくために必要なお金は与えられる」ようになっているからです。それは、金融業界では「信用」と言われます。
愛のない成功者(支配者と呼ばれる方々)は、お金はいくらでもあるのに、不安がつきまとい幸せではない人も多いもの。
不足感から、お金を奪う形になっていて、循環させることもなく、分かち合うこともなく
自分の物として溜め込むばかり。
一方、幸せなお金持ちと言われる方々は、人の役に立ち喜んで貰って収入を得て、それを寄附などの違う形で還元したり分かち合いをしています。
共に豊かになるように働きかけをしています。
「愛」を基に行動の選択をするたけではなく、そこに付随してチャレンジする必要のあるものも出てきたりしますが、それは、私たちを成長させてくれるものなので、その都度、現実的に楽しく取り組んでいきましょう!
「ありのままの自分を受けいれる:自己受容」も必要になりますよ(^^
個人的には、最近、やっと深い自己受容が出来たので変革中です^m^
それでも、時々は凹んだりしますが、切り替えと忘れるのが上手になりました!
「これが自分なんだ~!」と、肚を括りましょう(^^
あっ、諦めとかではなくて、良い意味の開き直りです。
人から見られたら完璧に見られる人でも、その人の中では完璧ではないし、完璧なら人間として地球で活動しなくても良いのですから(^^ゞ
新月の意図設定は、「愛」と「喜び」「悦び」を基にしてみてくださいね。
あなたの大切な時間を使ってお読みくださりありがとうございます。
あなたが、健やかで幸せで、恐れから自由でありますように。