「許し」は解放と手放し,そして統合へのプロセス
こんにちは。こんばんは。
深層心理コンサルタント、カウンセラーのテルミです。
去年、友人からお出かけの行く先として、元夫と所縁の地名が候補に挙がり、何となくNGを出して、結局、近場をウォーキングすることになったことがあるのです。
そして、先月も仕事で同じ地名が候補にあがり、何となく濁してしまいました。
ですが、離婚したのは遠い昔のことなので、元夫に対して蟠り(わだかまり)もなくなり、思考では「何ともない」と認識しているのに、「何となく」氣が進まなかったのです。
その数日後、元夫と所縁のある先述のその場所と、もう1つ所縁のある場所への仕事の依頼があり笑ってしまいました。
このタイミングで、よりによって2か所も所縁の場所って、もう「お試しでしょう」としか言えません。
宇宙に筒抜けで…油断なりませぬ(^_^;)
私の潜在意識が実現したという事でもあるのですが・・・。
その日から、『「何となく行きたくなかった」その感覚はどこから来るのだろう?』と、自分の感覚と向き合ってみました。
ここで、注意が必要なのですが、「何となく」という感覚が、直感的な感覚であれば行かない方が良いのですが、今回は、直感ではなく、私の内側で何か引っかかる感覚があることによる「何となく」だったので、行くことにしました。
先週、その1つの場所に行ってみると、その地域の雰囲気は穏やかで優しく、私の内側の暗く重いイメージの記憶とは違っていました。
ネガティブな記憶は、思い出す度に上書きされて、ネガティブなエネルギーも蓄積され、記憶も強化され、それも想像が加わり実際とは歪んだものとなっていくのを実感しました。
トラウマがある場合には、これがさらにトラウマを強化することになるのです。
なので、過去をほじくり返すことは必要ないと言われる理由です。
そして、当時住んでいた場所は、八坂団地ですぐ近くに八坂神社がありました。
八坂神社はスサノオノミコトとクシナダヒメノミコトの夫婦神や宗像三神など多くの神様をお祀りしている神社で、もう、この頃からご縁があったことも確認できました。
当時は、まったく氣にしていなくて「失礼いたしました」って感じです。
そして、「なんとなく」の原因は、私が自分を許していなかったからなのだと氣が付きました。
当時は自分を守るために離婚することを選んだのですが、コンサルタントの仕事をするなかで、健気に自分と向き合う多くの相談者さんと関わるうちに、
「私は、当時もっと何かできることはなかったのだろうか?」と思うようになっていました。
センタリング(自分の中心に定まること)がずれて、さらに境界線が曖昧になってしまっていたのです(^^ゞ
当時は、すべてを否定されたことにより(これも、今なら元夫がどういう状況だったのか分かりますが、当時は分からなかったのですよね…)、自律神経の乱れからアトピーも全身に症状がでて、心身共にボロボロで、もう無理だと思って自分を大切にするために離れたのにもかかわらず、最近、無意識のうちに自分に厳しくなっていたのですよね・・・。
ふ~。危ない。危ない。
人には「自分を愛しましょう!」と言っているのに、「自分を許していなかったこと」「自分を追い込んでいたこと」に氣が付きましたよ。
「許し」のキーワードもこれまでに度々出ていました(^^ゞ
当時に住んでいた地域を歩きながら「私は私を許します」と宣言してきました^m^
宣言している最中から、内側に力が溜まってきて暖かくなってきました。
置き去りにしてきた過去の経験を拾い集めてきたようなそんな今回の出張でした。
コンサルタント・セラピストの学びを進めることで、元夫との関係にあるものや、それが親子関係に起因していたことが認識でき、その経験が今の仕事に役立ち必要な経験だったのですが、今回は、この経験もプラスで活かされそうです(^^ゞ
新しい方向性も見えてきて、スッキリしました(^_^)
もし「許せない誰か」がいるとき、誰かを許すことより「許せない誰かがいる自分を許す」ことをしてみてくださいね。
ありのままの自分を受入れることに繋がります。
ありのままの自分を受入れることで、次の段階に移行していくことになります。
ありのままの自分を受入れることが難しいときには、自分を許すことの方がしやすいことがあります。
そして、それは焦る必要もありません。
出来るときにできるようになります。
「あなたは幸せになってよいのです」
「私は幸せになってよいのです」と宣言しましょう。
出来事は、ただ起こっているだけです。
そこに色々な意味づけをしたり、判断をしているのは人間が勝手にしていることで、そこに捉われる必要もないのです。
多くの経験を通して、私たちの魂は成長していきます。
そして、人生を楽しみましょう。
最高の人生でありますように。
あなたの大切な時間を使ってお読み頂きありがとうございます。
あなたが健やかで幸せで、恐れから自由でありますように。