桜に惹かれるわけ

 

こんにちは。こんばんは。
深層心理コンサルタント・カウンセラーのテルミです。

 

小雨のなかを歩いていると、どこからともなく花の香りが漂ってきます。
この時期は、フリージアなど様々な花の香りで春を感じますね。
玄関に飾ると、教室中が甘い爽やかな香りで満たされました(^_^ 幸せ~♡

 

3月末に友人のYちゃんと、開花宣言後のすぐにお花見ウォーキング。
少し早めで5分咲きでしたが、その後1週間で満開に。
気温が上がったので、一気に咲いて4月2週目の今は葉桜になり始めています。

 

桜は、2週間ほどの気温を記憶して咲くタイミングを見計らっていて、咲いた後は、しっかりと咲いて役目を果たすまでは、途中で大雨になっても散らないのだそうです。

 

日本人は、桜を見た時に精神性を観ているようです。
桜の語源にはいくつかあります。

・春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)。
 つまり「さくら」は、精霊とか神など聖なるものが降り立ち宿る植物

・富士の頂きから花の種をまいて花を咲かせたとされる「コノハナサクヤヒメ」の「サクヤ」をとった。

など、その他にも色々と説があります。
何れにしても、神聖なるものとの関わりがありますね。

 

大きな木は、地下で大きく根を張って支えています。
長い年月をかけ、多くの経験を記憶しています。
山桜の含め、自然の摂理のなかにみる何か。

 

桜の花吹雪の散り際にも美しさを感じます。
この感覚は、現世ではない「上の世界」「あの世」の世界を感じているのでしょう。
タイミングがきて咲くときには精一杯咲き、
今世で果たす役目を終えて散る時には美しく見事に散っていく。

 

春に見事に咲く花は他にもたくさんあるのに、桜に惹かれるのは、長い年月を経ている「時」の経過も見せてくれるからでしょう。(勝手に人間がそう見ているだけかもしれませんが…)
代々受け継がれる、時代の流れまでも感じ取っているのでしょう。

「生きる」ということは、ただ息をしているだけではなく、「どのように生きるのか」「何のために生きるのか」という霊的感性を刺激するのかもしれません。

お花見は、そんな桜を愛でながら、「生きている」ことへの慶びを分かち合っているのかもしれませんね。

こんなことを書きながら、内側から湧き出る感覚を感じています。

 

私たちは、生きている間に、様々な経験をしますが、その経験は私たちの魂を成長させて磨きをかけています。

真剣に何かに取り組んでいる人を見た時に「美しさ」を感じるのは、桜を見た時に感じる感覚と同じような「魂」の美しさなのでしょう。

 


花の色のピンクは、無条件の愛・優しさ・思いやりなどのエネルギーを持ちます。
見る人の氣持を癒し、優しい氣持ちにさせてくれます。

春は、冬の間に蓄えていたエネルギーが動き出すタイミングで、感情も動きやすい時期。
環境が変わった方は特に、ゆったりリラックスして過ごして、自律神経のバランスをとっていきましょう。

 

あなたの大切な時間を使ってお読み頂きありがとうございます。
健やかで幸せな今日をお過ごしくださいね。