嫌いな人は嫌いなままでも大丈夫
こんにちは。こんばんは。
深層心理コンサルタント・カウンセラーのテルミです。
相談でよくあるのが、人間関係に関することなのですが、3:4:3という法則があるのをご存じですか?
3割は自分のことを好きでいてくれる人(好意的)、4割は、自分のことを好きでも嫌いでもない人(無関心)、残りの3割は自分のことを嫌いな人(好意的ではない)になります。
この、自分のことを嫌いな人3割を取り除いても、またこの3:4:3の割合になります。
ビジネスなどでよく耳にする、2:6:2の法則はパレートの法則と言われて、組織マネンジメントなどのスキルや経験に関連して適切なマネンジメントが必要な点に焦点を当てているのに対し、3:4:3の法則は、人の関心度に焦点を当てているのです。
みんなそれぞれが、価値観をもっているし、個性があるので、「好み」は様々です。
その「好み」に合わそうとすると、外側に振り回されることになりがち。
だから、全員に好かれようとする必要もないし、嫌いな人を好きにならなければいけないものでもありません。
「好み」は自由ですから、「好き」か「嫌い」に捉われる必要はないのですよね。
「嫌いな人」を好きにならなければいけないと思っているのは、思い込みですね。
「嫌いな人」は「嫌い」と感じている自分をそのまま受け入れることが、ありのままの自分を受けいれるということです。
ですが、あなたの近くに、あなたからみて「苦手」と感じる人は、あなたの影を映し出してくれる人です。
あなたの内側にあるものを投影している状況ですね。
それは、あなたが自分自身で受け入れることが難しいと感じていることを見せてくれているパターンと、あなたが、本当には望んでいることを潜在意識に押込めていて、氣づくために見せてくれるパターンがあります。
「嫌い」といいつつ、その背後にある本心や潜在意識には、「好かれたい」という思いがかくれていることも。
何れにしても、あなたの鏡になっているのですよね。
それが何なのかを見ること・知ることができれば、その人のことは気にならなくなります。
あとは、「好み」によるものなので、無理に好きになる必要はないし、「好き」か「嫌い」かも意識しなくなるでしょう。
「反面教師」という言葉があるように、その人を見て自分がどのように在りたいのかを見せてくれたり、自分に気づかせてくれる人でもあるでしょう。
親であっても物理的に距離をとることも必要なこともあります。
嫌いな人の中に、しっかりと自分が見る必要があることを見ることができた後は、「好み」の問題なので、捉われる必要もありません。
ですが、心理的な側面から嫌いと感じる人がいる場合には、その人にはあなたのシャドウ(影)を見ている可能性があり、あなたがあなた自身に氣がつき、ありのままのあなたを受入れるタイミングに来ているのかもしれません。
それらと向き合い解決した後は、自然と離れることになったり、居ても気にならなくなったり、時には、意識的に離れることも必要なこともあるでしょう。
「好きにならなければならない」ということではありませんから、あなたの感覚を受入れることがあなた自身に優しいということです(*^_^*)
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健やかで楽しい時間をお過ごしくださいね。