執着を手放すことが必要な理由
(2024.06.18 追記更新)
こんにちは。こんばんは。
深層心理コンサルタント・カウンセラーのテルミです。
カミキリムシの記事のあと「執着を手放す」という言葉が何度かでてきますが、多くのシステムで「執着を手放しましょう」と言われているのには理由があります。
それは、苦しみを生み出す根源の1つということだけでなく、執着すればするほど、潜在意識には、
「それがないのだ(居ないのだ)!」
「どうしても手に入らないものなのだ!」
「どうやったとしても手に入らないものなのだ!」
と、刷り込んでいくことになるからなのです。
「欲しいものを手に入れるための材料(質)を持っていません」
「欲しいものを創りだす材料(質)を持っていません」
ということを、宇宙に投げる(潜在意識に刷り込む)ことになっています。
ちなみに、「執着」と「粘り強さ」の違いは、続けていても何等かの成果が出ないものや、自分のこと・自分の都合だけしか考えていないものは「執着」、続けていれば何らかの成果がでるものや、相手や周囲のことを考えて継続しているものは「粘り強さ」という感じに大まかにですが見分けることができるでしょう。
一般的に、「彼が欲しい」「収入を上げたい」というお悩みが多いのですが、
どちらも、執着すればするほど、「それらが手に入らない」と、願望とは裏腹に、自分自身の潜在意識に刷り込むことになります。
勿論、現実は3次元(今のところ)なので、実際の行動が必要にはなりますが、そのときの意図設定は、
「彼が欲しいから」「収入を上げたいから」というものでは、うまくいかない可能性が高いのです。
なぜなら、叶っていない状況を意図に設定にしているので、その叶っていない状態が叶うという状況になっています。
そんなときは、ポジティブな状況を表すような、例えば「愛し愛されるパートナーとより充実した楽しい毎日を過ごしています」や「経済的な自由を得てより豊かな人生を生きています」というような、望みが叶った状態を意図設定にします。
もしくは、あなたが本当に遣りたいことがあるのならば、それを遣るにあたって、どのような思いで取り組むのかを意図に設定していきます。
「拒絶」の執着も同じで、「拒絶」すればするほど拒絶するものを引き寄せます。
こういうふうになったら嫌だという執着を手放し、望むことが実現しているように過ごすことです。
そして、望まない現実が起こっている場合は、その状況やその人をただそこに在るもの・人として受け入れたうえで、意識を向ける先はあなたが望む世界そのものです。
あなたが意図設定できるものに関しては、それを実現する材料(資質)をあなたは持っています。
その材料(資質)を実際に使っていくだけなのです。
過去に失敗したことがある場合、「またそうなるんじゃないか」と思う時も、その想いを手放し、過去と切り離しましょう。
それもある意味、望んでいないけれど執着です。
今のあなたは、過去のあなたよりもずっと成長していて、使える材料(資質)も増えていて、状況も変わっているので、そのタイムラインからは離れましょう。
その手始めとして、執着を手放すことです。
あなた自身を疑うことを手放しましょう。
執着を手放すことで、心が軽くなります。
心が軽くなると、波動が上がります。
あなたの内側が既に満たされていることに気がつくでしょう。
あなたらしくなることで、波動が上がった状態のあなたに必要なものがやってきます。
それは、あなたが求めようとしなくても、既にあなたの内側にあるものに共鳴してやってきています。
あなたの内側がスッキリしない時には、紙に、あなたが手放したい感情や状況を書き出して、その紙をちぎって燃やすか(火の取り扱いには注意してくださいね)、燃えるごみの日に処分しましょう。
また、あなたが望むものがはっきりわからないときにも紙に書き出してみましょう。
望む人や状況を出来るだけ具体的に細かく書き出します。(書ければ100個くらい)
細かく具体的に書くことで、あなたの内側がスッキリして、エネルギーを向ける先、方向性がはっきりわかります。
書き出した紙は、書いた日付を書いて封筒にいれて、普段は開けない引出など、どこかにしまってくださいね。
そして、しまった場所や書いた内容も忘れて、目の前の日々を楽しく過ごしましょう。
そうすることで、執着の手放しが起こります。
きっと、紙に書いたことが現実となったあとくらいのタイミングで、その紙を見つけることになるでしょう。
文字に合わせて、写真や雑誌の切り抜きなどをコルクボードなどにはって、イメージしやすくするのも楽しいですよ。
執着を手放して、軽くなり、満たされた感覚を感じていきましょう。
あなたの大切な時間を使ってお読みくださりありがとうございます。
健やかで幸せな今日に感謝